今さら聞けない!ストライダー購入時の落とし穴〜ST-4とST-J4の違い〜

ストライダーには、並行輸入品と国内正規品の2つがあります。
僕は断然国内正規品をおすすめします。
これは、実際にストライダーを2年経験しはっきりと裏打ちされています。
今日は、「なぜ国内正規品が良いのか?」
その理由を説明したいと思います。
まず、並行輸入品と国内正規品の違いについて下記表にまとめてみました。
No |
項目 |
並行輸入品 |
国内正規品 |
---|---|---|---|
1 |
商品概要 | 北米仕様車を個人業者や並行輸入業者が正規ルート以外で輸入販売しているモデル | 北米仕様車ST-4を日本向けに進化させた安全重視・性能重視のモデル |
2 |
商品型番 |
ST-4 |
ST-J4 |
3 |
商品保障 | 基本的には保障なし | あり |
4 |
独自検査 | なし |
・現地工場での独自検査実施 |
5 |
ストライダーカップへの参加 | 並行輸入品は参加できない | 可能 |
6 |
サドルの素材 | プラスチック | クッションタイプ |
7 |
ハンドルバーの太さ | 13mm | 22mm |
1.商品概要
日本仕様車は、米国仕様車を、日本向けにより安全仕様にしたものです。
2.商品型番
商品型番は、並行輸入品がST-4です。
一方の日本仕様車はST-J4で、JapanのJが商品型番に付きます。
3.商品保障
並行輸入品は独自のルートで輸入しているものが多く、基本的に商品保障がありません。
ST-J4は、商品の欠陥があった場合ストライダージャパンが責任を持って対応してくれます。
ST-J4が発売されたばかりの時に、ハンドルバーに不具合が見つかりました。
ストライダージャパンは、対策パーツを無償提供し誠意ある対応をしました。
その時の対応可能型は、ST-J4である日本仕様車に限定されており、並行輸入品であるST-4は対応対象外でした。
では、並行輸入品はどうなったかというと購入先ショップは対応できずそのまま使用するケースがほとんどでした。
4.独自検査
日本仕様車は、別途厳しい検査を設けております。
5.ストライダーカップへの参加
ストライダーカップというちびっ子たちによるストライダーのレース大会があります。
残念ながら、並行輸入品はストライダーカップへの参加ができません。
競技志向の方は是非ST-J4を検討ください。
6.サドルの素材
サドルの素材は、ST-4(並行輸入品)がプラスチックで、ST-J4(日本仕様車)がクッション素材です。
この違いはすごく大きいです。
子どもたちは長時間ストライダーに乗りますから、その時の疲労感がかなり違います。
それにプラスし、股擦れの軽減・防止にも大きなメリットです。
(子どもたちの皮膚はまだまだ柔らかいのですぐ股擦れを起こします)
6.ハンドルバーの太さ
ハンドルバーの太さが、ST-J4(日本仕様車)の方が太いです。
これは安全性を考えて太くしたようですが、実はハンドル操作上もこの位太い方が良いです。
理由は、無駄な力がグリップに入らないからです。
正確に言うと、力を入れずともしっかり握れるのでハンドルが安定するんです。
例を出すと、野球のバットの太い方と細い方を2人でお互い向かい合わせに握って、それぞれ逆方法に回したとき、太い方を持っている人が小さい力でも有利ですよね?
つまり、太いグリップの方が余計な力を入れずに安定したグリップができるんです。
以上、、ST-4(並行輸入品)とST-J4(日本仕様車)の違いについて説明してみました。
遠目の写真では、並行輸入品と日本正規品の違いが分かりにくいので、購入する際は日本正規品を購入するよう注意してください。
間違えて並行輸入品を購入してしまった知人もいますので買うなら下記リンクから日本正規品を検討してくださいね^^;
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